私の生活拠点だったユニヴァーシティーディストリクトから3、4Kmのところにあまりパッとしない動物園があった。名前はウッドランドパークズーと言いシアトルの住宅地にポツンと存在するような動物園だった。シアトルに来たときからそこに動物園があったのは知っていたが別段、パンダやエリマキトカゲなどの日本で流行った動物がいるわけでもないのであまり興味を持たなかった。
或る日、学校のみんなでその動物園へ行くことになった。動物園は動物を囲う柵もなく、何となく動物があまりよく見えないような印象が強くあまりパッとしない動物園だという印象だった。ただその時、昆虫とかが飼われているビルがあり、薄暗い館内をうろうろ歩いていると本当に真っ暗でガラス張りの中が全く見えない展示があった。あまりにも良く見えないのガラスに顔を思いっきり近づけてよーく目を凝らして見ると・・・・・
何と!!今まで見たことも無いものすごく大きな(多分10cm位)「ゴキブリ」だったのには驚いた。それを見てゾッとした瞬間、体中に鳥肌が立って今でもあの瞬間は忘れない。小さなゴキブリでも身の毛がよだつのにあんなに大きいとそのショックは計り知れない!!!今でも思い出すだけでも鳥肌が立ちます!あんなに顔を近づけなければ良かった!と今でも後悔するばかり。あのゴキブリの印象が大き過ぎたのもあの動物園の全体の印象につながったのかな???
しばらくて、学校の教科書を読んでいいると動物園の話が出てきた。その動物園はあらゆる部分で環境問題に取り組み、動物園のデザイン自体を出来る限り自然に近い形で動物を管理するという理念に基づいた動物園だと書かれていた。その文章を読み続けて最後までたどり着いたところでその動物園がシアトルの「ウッドランドパーク動物園」だと言うことがわかった。そう言われてみれば動物が何となく見難かったのはごく自然な形で動物を管理して見に来る人達に自然の中での動物達を見てもらおうという意図だったのをその本を読んで初めて理解した。もう少しその動物園の下調べをしてから見に行けばもっと違った形で楽しめたのにと、その日は一日中反省をした思い出がある。基本的に行き当たりばったりの性格がこのような後悔を引き起こし、反省するたびに直そうと思うのだがなかなか直らないのが個人個人の性格と言うものなのだろうか・・・・。
Saturday, October 13, 2007
ウッドランドパーク動物園
投稿者
Ichiro Shirata / 白田一郎
場所
11:03 PM
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