Thursday, February 14, 2008

シアトルでのコンサート三昧

シアトルは大都会ではなく、地方都市でしかない。だからこそ住み心地がいいのかもしれない。ただその分、楽しみも年中そちらこちらにあるわけでもない。そんなシアトルで楽しんだのはコンサートだった。日本では外国人アーチストのコンサートはチケット自体が高額で、更に入手するのもなかなか難しく行く機会が無かったが、アメリカに来てコンサートのチケットがこんなにリーズナブルな料金だったのには驚いた。ローリングストーンズなどの超大物は流石に50-80ドル位だったが、普通のコンサートだと25-35ドル程度が中心だった。更に、LAなどの人口密集地域とは違いシアトルでのチケット入手は比較的簡単だった。後にLAに引っ越して判ったが、LAなどでは基本的にチケットマスターというコンサートチケット販売業者に電話で予約するのだが、人気アーチストの場合、いい席を入手することは出来なかった。

そんな好条件の中シアトルで見に行ったコンサートだけでも・・・

ボンジョビ
ビリージョエル
リチャードマークス
バーシア
ポイズン
ホワイトライオン
ブライアンアダムス

もうかなり忘れてしまったけど、思い出しただけでもこれらのコンサートへ行った。彼らは有名人だがシアトルのあちらこちらでノン・プロのバンド達のコンサートへもかなり足を運んだ。その中に後のニルバーナがいたのには驚いた。というのもシアトルセントラルカレッジに通ってた時にアマチュアバンドのドラマーでAlexという学生がいて彼のジャムをよく聞きに行ったり、一緒に酒を飲んだりしてたが、彼の友達というのがあのニルバーナでよく多くのバンドが出ていたがその中に彼等もいたのだと世の中の狭さを感じる。

シアトルに滞在中はアルバイトも出来るような状況ではなかったので学生だけしていたから時間には相当余裕があり、あの時ほど好きな音楽を好きなだけ聞くことが出来た幸せな時だった。シアトルの冷たい雨がシトシト降る9ヶ月間を楽しく過ごすにはコンサートや映画などの娯楽が欠かせないかったのも確かだ。